2014年5月31日土曜日

『子育て支援と心理臨床』増刊第2号 生きる力を育む 食育

家庭、保育園、幼稚園、地域などの子育て支援のあらゆる現場で取り組まれている「食育」が紹介されています。

園長の前任園である「八国山保育園」の実践が紹介されています。

サツマイモ苗植え

29日、30日の二日間に分けて、協力生産者さんの畑で、サツマイモの苗植え(ツルさし)を年長の子どもたちとさせて頂きました。

生産者さんから、苗を見せてもらいながら、どんなふうにやるのか、話を伺っています。










話を伺うだけではなく、実際に生産者さんがなさることを見せて頂きました。

みんな、興味津々。
「そんなの、かんたんだよ!」と威勢の良い子もいましたが、実際に自分でやってみると、そんなに簡単なものでもないことに気付きます。

それでも、いろいろに試行錯誤をしていた子どもたちです。







広い畑の中、播種や苗植えがされていない場所は、子どもたちが縦横無尽に行き来してもかまわないと生産者さんはおっしゃいます。

生産者さんが、子どもたちのためだけに耕作をしてくださっているからこそ成せることです。

当たり前ながら、普通の生産農家さんの畑では無理なことでしょう。

この恵まれた環境を、子どもたちのためにも持続していくためには、私たちがもっとしっかりしていかなくてはならないと、子どもたちのはしゃぐ姿に改めて心した次第です。

2014年5月27日火曜日

お話の会

今日の夕方は、お話の会でした。
読んで下さった絵本は、どれも素敵なお話ばかり。

その中で、「ミリーのすてきなぼうし」は、たいへん素敵なお話です。

帽子を買おうと思ったミリーが、お金がなくて、買いたかった帽子は買えなかったのですが、代わりに、想像の帽子をもらったミリーは、いろいろに想像した素敵な帽子をかぶって街歩きを楽しむのです。

お話を読んで下さる先生も、「子どもたちにも、いろいろなことを想像する楽しさを知ってほしいですよね。」とおっしゃっていました。

本当にそう思います。

現実の世界だけでなく、豊かなイメージの世界に遊ぶことも、子どもたちにの生活を豊かにしてくれるものと思います。






年長の子どもたちも、絵本の世界を楽しみながら見聞きしていたようです。

EhonNabi ミリーのすてきなぼうし

2014年5月22日木曜日

雨上がりの庭で

昨日とは打って変わっての良い天気(ゲリラ豪雨の襲来は受けましたが・・・)。
園庭には、子どもたちの元気な声が響きます。

みんなで、かけっこを楽しみながら、築山のてっぺんまで登って、「やったあ!」のバンザイ。














たらいを囲んでの水遊び。
スコップやじょうろですくっては、「ジャー」と流すのを、何度も繰り返して楽しんでいました。













鉄棒にぶらさがっての、「ゆらゆら」も楽しそう。手腕の力もついてきて、チャレンジする気持ちも高まっています。













今日は健康体育もありました。
二本のバーの上を背面で移動していくのは、両手足の力もいりますし、バランス力も必要になります、もちろん、集中力も。
自分の身体のいろいろなところを意識しながらでないと、うまくできません。
みんな、楽しみながら、しっかり身体を動かしていました。


2014年5月20日火曜日

グリーンピースとじゃがいもの花

今日は、年長の子どもたちと一緒に協力生産者さんの畑に行きました。

協力生産者さんから、グリーンピースを収穫する時のコツを教えて頂きました。

やみくもに引っ張ってもとれないんですよ。へたすると痛めてしまうのです。














ちょっとしたコツですが、子どもたちは良く覚えてくれて、力もさほどいらずに採れるようになると、子どもたちも楽しくなったようで、グリーンピースの棚の間を縦横無尽に行き来して、たくさん採ってくれました。
















かごに一杯に収穫をして、大満足です!
はかりで計ったら、11㎏もありました。



















満開だったじゃがいもの花も、たくさん摘んで花束のようにしていた子もいました。

お土産にして、園まで持って帰って来ました。

今度来るときは、サツマイモの苗を植える予定になっています。

楽しみです。


2014年5月16日金曜日

庭の田んぼ

気温も高くなってきて、いよいよ、田植えの時期。
園庭のミニ田んぼも、子どもと大人が一緒になっての田植えの準備。


石を拾って、土をひっくり返して、水をいれて苗を植えられる状態にしていきます。

子どもたちは泥んこが大好き。

田んぼの中で真っ黒けになっている子も。洗濯では、お家の人にもたいへんな思いをさせてしまうかもしれませんが、子どもたちもとっても楽しそうなので、大目に見て頂ければと思います。












子どもたちも、種籾から苗を育ててはいますが、念のためにお願いしていた、職員の田舎から立派な苗が送られてきました。

さわって、「ふわふわだね!」「さらさらだね」と、苗独特の感触を楽しんでいました。
















畑に植えた野菜の苗に、何度も水をやってくれている子もいました。

早く大きくなるといいなあと思います。

















畑の周りには、いろいろな虫も寄ってきます。
今日も、アゲハチョウが舞っていて、子どもたちが畑の周囲で追いかけっこ。

「毛虫捕まえたよ」
「ダンゴムシ捕まえたよ」
「はさみ虫も捕まえたよ」

と、蓋をしバケツを次々に見せにきてくれる子どもたちでした。

2014年5月13日火曜日

春の恵み

今朝は、協力生産者さんの畑でグリーンピースを収穫させて頂きました。
本当は子どもたちも連れて行きたかったのですが、健康体育もあったので残念ながら次の機会に。
子どもたちが植えたサトイモも、だいぶ大きくなりました。





















ジャガイモも花をつけはじめました。
子どもたちと花摘みに来たかったのですが、予定している日まで花があるかなあ?
園庭の畑のジャガイモも蕾をつけはじめたので、そちらも楽しみです。

















庭の畑の脇では、ジャガイモの花などそっちのけで、ジャガイモの葉に集まった虫探しで盛り上がっている子どもたち。

テントウムシが一番人気でした。

















収穫してきたグリーンピースは、子どもたちがさやから出してくれました。
協力生産者さんの畑のグリーンピースは、グリーンピースの常識が覆るほどの美味。
グリーンピースが苦手という大人が、「おいしい」とぱくぱく、豆ご飯を食べてしまうくらいなのです。
明日の給食が楽しみです。
















同じテラスでは、野菜くずを包丁で刻んで、チャボのエサづくりをしてくれている子どもたち。
たいへん、真剣な表情で取り組んでいました。

チャボたちも、また、たくさん卵を産んでくれることでしょう。

2014年5月9日金曜日

草もちづくり 2014

九日今日は、協力生産者さんの畑で摘ませて頂いたヨモギを使っての「草もちづくり」

前任園でもそうでしたが、かまどで薪を焚いて、せいろで餅米をふかします。近隣の皆様のご理解があって出来ること。たいへん贅沢なことだと思います。感謝。

全部で四臼。順繰りに子どもたちもつく様子を見て、つき手の大人を声援してくれます。



自分の担任の大人がついている姿は、子どもたちにとっても、たいへん関心のあることで、こうした大人の姿を見せることが、大切だと思っています。

大人も、子どもたちからの声援がとても嬉しいのです。
















年長の子どもたちは、たくさん大人のつく姿を見た後に、自分たちでも順繰りについてみました。大人の真似をして格好良くと、みんな楽しそうについていました。

みんなでついた餅を、磯辺巻きにしたり、あんこで絡めたり、大人たちが協力して、おいしく食べられるように仕上げていきます。

出来上がった餅が、どんどん並べられていく様はなかなかのものでした。


子どもたちも、「ぼく、3つたべたよ!」「わたしも、一杯食べたよ!」という声をあちこちで聞くことができました。「おかわり!」という声も。

子どもたちがおいしく食べている時の笑顔が、いつもながら、何ともいえず良いものです。

暦の季節は初夏ではありますが、春の恵みをこうして頂けるしあわせを、しっかりとかみしめたいものです。

2014年5月8日木曜日

ポニー交流 5月

連休が明けて、保育園も活気が戻りました。
連休前に頂戴したチャボ(?)3羽。
連休中もよく卵を産んでくれました。

昨日も、子どもたちが、「卵産んでたよ!」と教えてくれました。

子どもたちも、新たに加わった3羽に関心をもってくれているようです。









今日は、ポニーが遊びに来てくれました。

ポニーにやる干し草の中に手を入れて、感触を楽しんでいる子どもたちです。

ガサゴソ、ガサゴソと楽しそうでした。

両手いっぱいに干し草をもって、大喜びでしたが、ポニーたちにやる時は一本ずつの約束を守っていた子どもたちでした。










今日は風が強く、土埃よけで散水をしていたら、途中でお手伝いしてくれました。

山が崩れるかくらいの勢いでしたので、田んぼにもしっかりとまいてもらいました。















年長の子たちは、園の駐車場や外の公園で、ポニーたちが喜びそうな草を集めました。
「これ、食べるかなあ」「これ、どうかなあ」と確かめながら、いろいろな草をたらい一杯に集めました。

戻ってから、ポニーたちにやると、干し草とはまった違う食べっぷり。ポニーの表情が違ったように見えました。

手綱引きでも、たらいの中のえさを食べられないようにということでしたが、ポニーもおいしいものを食べたくて、子どもたちも頑張っていましたが、そうさせないのはなかなか難しかったようです。


うまく引けてくると、子どもたちにも自信になるようです。

ポニーたちと散歩に出かけられるように、次回もチャレンジしてほしいものです。

















2014年5月2日金曜日

こどもの日のつどいで

こどもの日は、5月5日ですが、園では一足早く今日(2日)に「こどもの日のつどい」を行いました。

子どもたちの手作りの鯉のぼりと、武者人形と菖蒲の花が飾られた会場にて、端午の節句にちなんだ紙芝居を見たり、由来についての大人の話を聞いたりしました。

鯉が滝をのぼり龍になった話、菖蒲やヨモギに魔除けの力があることから、軒に飾って邪気を払っていいたことなどの話を、子どもたちも良く聞いていました。

古来は、「立身出世」「武運長久」など、武家の男の子のお祝いの意味合いが強かったのでしょうが、「こどもの日」は、「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかる」と定められたお祝いです。男女の別なく、すべての子どもたちが健やかに育まれる存在であることを、すべての人々で確認をしたいものです。

園長の話としては子どもたちに次のような話を致しました。

「みんなも、庭のミニ田んぼに稲を植えるよね。田植えって言うんだけど、田植えをする頃になると、遠く遠くの山のほうから山の神様がやってきてね。田んぼの神様になるんだよ。
みんなが植えた稲が元気に育って、たくさんお米ができるように守ってくれる神様なんだよ。昔々から、神様をお迎えするのは女の人のすることでね。早乙女さんって言うんだけど。
神様をお迎えした早乙女さんが、最初に田んぼに稲を植えて、お米がたくさんとれますようにと祈ったんだよ。だから、5月5日の頃は、みんな女の人を大事にしたんだって。
子どものみんなにとって、一番大事な女の人はお母さんだとおもうんだけど、どう?
5月5日は、子どもの日で、子どもたちが元気にしあわせに過ごせることを願う日だけど、お母さんにありがとうっていう気持ちを伝える日でもあるんだよ。
こどもの日は、みんながお祝いをしてもらえると思うけれど、お母さんにもありがとうと言おうね。」

時間がなくて、柏餅の話までできませんでしたが、柏は昔から神聖な木とされてきているようです。
柏は新しい芽が芽吹かないと古い葉が落ちないために、「子が生まれ無事に育つまでは親は死なない」というとらえ方から、「子孫繁栄」を願う象徴とされてきたようです。
私は、子孫繁栄も良いでしょうが、「幼く小さい存在を自分の身をもって守り育む」というところで、親やその他の大人は、みんなそうした思いをもっているんだということを、子どもたちに感じてもらいたいなあと思うことと、そう思ってもらえるような大人でありたいと思うのです。

2014年5月1日木曜日

ゴールデンウイークの畑1

先日29日は、協力生産者さんの畑の手伝いに伺いました。この時期は、夏野菜を中心に苗植えの繁忙期。僅かな戦力にしかなりませんが、前任園時代から恒例です。

先月に、年長の子たちが植えた里芋の種芋が芽を出していました。ジャガイモや里芋の芽吹きのたくましさには、いつもながら感心してしまいます。芽が見えていなくても、土が地割れのようになっているところもたくさんあり、芽の力はたいしたものだと思います。
枝豆の苗の植え付けを手伝いました。協力生産者さんが育てた苗の数は、ざっと2,000ぐらいとおっしゃっていました。昨日植え付けたのは、その何割かですが、なかなか植えごたえがありました。

その他、肥料用として栽培していた麦の刈り取ったものを束ねて干したり、出来るところのお手伝いをさせて頂きました。

畑の土にまみれて、作物とふれあっていると、気分もリフレッシュ(本当の農家の方々には、何をのんきなことをとお叱りをうけそうですが)されます。

連休後半も、お手伝いにあがる予定にしています。
たのしみ

サトイモ収穫

昨日29日、本日30日と二日に分けて協力生産者さんの畑にてサトイモの収穫を年長児たちと行いました。 スコップで株元を緩めたものを、一人で若しくは仲間と力を合わせて引き抜いて運ぶ子どもたちの姿にたくましさを感じました。 然しながら、親芋、子芋、孫芋を分けたり、ひげ根をとったりの地道...