2014年4月25日金曜日

ヨモギ摘みと里芋3

今日の午前中は、この間、雨で行けなかった協力生産者さんの畑に、3クラス目の年長の子たちと行って来ました。

里芋の植え付け方を、生産者さんからていねいに教えて
もらいます。子どもたちは、説明よりも早くやりたくて仕方
ないという感じではありましたが、「よく見ていないと、わか
らなくなってしまうよ」と声をかけてもらいながら、手順を確認
していました。

こんな感じに、穴の中に種芋を置いていくのです。
真ん中のが、芽です。
この芽を下にしては、いい感じに芽吹かないのです。
「よく見ててね」と言われるのは、このことなのです。


子どもたちは、手際よく種芋をいれていってくれ
ました。
大人は、子どもたちでは難しいところを手伝います。

種芋の植え付けの後のヨモギ摘みです。

今回の子たちは、ヨモギよりも虫探しに夢中でした。それもありです。
クモやテントウムシ、アリ、小さな幼虫などを熱心に探していました。
カナヘビのえさにするのだと、頑張っていました。

園に戻ってから、カナヘビにやると食べたと、子どもたちは大はしゃぎだったとのことです。

2014年4月24日木曜日

遊び日より

 今日もいいお天気。園庭で遊び子どもたち、園の周りを散歩してくる子どもたち。それぞれに今日の日よりを楽しんでいます。でも、急に気温もあがり、日差しも強くなってくるので、子どもたちの健康状態には留意したいです。
 午前中は、健康体育。今日も伸びやかにかつしっかりと身体を使ってもらいたいものです。

2014年4月22日火曜日

折り紙の会

毎月、地域の方と子どもたちが折り紙を楽しむ時間をもっています。

昨日(21日)が、今年度はじめての日。年長の子たちが参加していますが、「最初だから、あまりむずかしくないものから」と、昨日は船をつくりました。

 自分の好きな色の折り紙をもらって、どうやって折るのかのお話も、良く聞いていた子どもたち。

「おれ、わかった!」「かんたんだよ」とはりきって折りはじめる子もいれば、少々、自信なさげに折り進める子も。

「こう?」「どう、折るの?」と大人に確認もしながら、一つ一つ折れて形になっていくと、子どもたちもうれしそうです。
一艘を折って、二艘めを折りはじめる子どもたち。
折り方も覚えて、あっという間に折りあげていきます。

わからないところは、友だち同士で教え合う姿もありました。

楽しいひとときでした。


2014年4月19日土曜日

たね

昨日の雨で、心なしか空気がやわらかく感じられる日より。

チャボ小屋の掃除をしていると、「じゃんけんしよう!」と声をかけてくれる子たち。

遠野のわらべうたのじゃんけんで、「石松たいまつ」を一緒に。「やんやのいん」で、石(ぐー)か紙(ぱー)かはさみ(ちょき)を出すのですが、勝ったり負けたり・・・。

子どもとする時、子どもが負けたら子どもが勝つまでやるのが鉄則。

あきらめないこと、勝つ気持ちを大切にすることを、このじゃんけんは教えてくれます。

男の子たちが、「おすもうしよう!」というので、これまた勝負!こちらも優男なので正直相撲が強いわけではありませんが、子どもたちと胸を合わせて四つに組む感覚は好きです。子どもの気を感じられるとうれしくなります。

話は変わりますが、

数人の子たちと、シロツメクサの種をあちこちにばらまきました。子どもたちもおもしろがって、「おかわり!」と何度も種をもらいに来てくれて、木の根元や、遊具の下などにまいてくれました。

無事に芽が出てくれれば、子どもたちの遊びにも使えますし、ポニーたちや、チャボにもよろこんでもらえると思います。

園庭のイチジクやキウイも小さな実をつけました。子どもたちとちょこっとさわったりもしてみました。

大きく育ってくれて、子どもたちが味わう機会が多くなることを願っています。

 


右がいちじく、左がキウイです。









2014年4月17日木曜日

ヨモギ摘みと里芋2

今日は、前回とは違うクラスの年長児たちと、協力生産者さんの畑に伺いました。
畑について、生産者さんの姿を見つけると、畑の中の道を元気いっぱいに走っていく子どもたち。



里芋の種芋を探すのは、今回の子たちは早かったです。あっという間に、50数個を掘り出して、生産者さんの説明を聞いて、穴の中に入れていきます。

そのスピードに、こちらの穴開けが追いつかないくらい。

穴開けといえば、前回は土がさらさらで、穴を開ける道具ではうまく土が掘れず、移植ごてで掘っていたのですが、今回は土が程よい湿り具合で、穴開けの道具で、スッスッと掘れていきました。生産者さんのお気遣いで、いい具合に土を湿らせてくれていたのです。いつも、そうした心配りを頂いています。感謝です。

掘った穴に芋をいれていくという単純なことですが、今回の子どもたちも面白がってくれました。。


芋に土をかけていくときも、「お布団をかけるように」「そーと
そーと」と、声を掛け合いながら、進めてくれていました。


里芋の植え付けの後は、ヨモギ摘み。子どもたちは自分たちで2グループに分かれて競争をしていました。

一緒にやっていた子たちとおしゃべりをしながらしていたら、「おしゃべりばかりしてたら、負けちゃうよ」と、こちらが注意されるくらい真剣でした。

←こちらは、協力生産者さんと一緒に仲良く摘んでいる子たちです。


私などが摘んだ草を運ぶ係を楽しんでいた子もいましたし、それぞれに草摘みを楽しんでくれていたように思います。

麦の様子やジャガイモの芽吹きの様子も観察。

生産者さんから、穂が出た麦をおみやげに頂いて、帰路につきました。

2014年4月16日水曜日

シニア世代の役割とは(2014/04/16付 西日本新聞朝刊)

「子どもが熱を出して…。保育所に迎えにいってもらえませんか」。そんな電話が入ると早速、提供会員に連絡する。しかし、特に緊急性が高い場合、なかなか引き受け手が見つからない。「時間が合わなくて」…。十数人に電話をかけた揚げ句、仲介スタッフが駆けつけることもあるという。
 もともと提供会員が少ない事情もある。北九州市の場合、依頼会員に対して3分の1ほど。ここ数年、共働きが増えて依頼が急増しているのに対し、提供会員の数は微増が続いている。全国的な傾向でもある。

2014年4月15日火曜日

ヨモギ摘みと里芋1

今日の午前中は、協力生産者さんの畑で、幼児の一クラスの年長たちと里芋の種芋の植え付けとヨモギ摘みをしてきました。

土の中に埋められていた種芋を、印をめあてに掘り起こしました。
みんなで額を寄せ合って、宝探しのようでした。




一畝40mで、そこに50個程の 種芋を植え付けていきました。
生産者さんから、「みんなの指の付け根くらいの深さだよ」「種芋の芽はこれでね。上に向けて穴に入れていくんだよ」など、実際に種芋の様子や植える様子を見ながら教えてもらいました。

子どもたちも、よく見て聞いて、嬉々として植え付けをしてくれました。
「手際がいいねえ」と、生産者さんにもほめられるくらい、みんな頑張ってくれました。

大人が種芋の様子などを確認してから、子どもたちが土をかけていって、完成!

40mの畝の間を、子どもたちも何度も走って

行ったり来たり、元気いっぱいでした。









種芋植え付けの後は、ヨモギ摘み。

摘む前に、生産者さんにヨモギを渡されて、「においをかいでごらん」と言われて、はなをくんくん。

「いい、においする」と、ずっと、くんくんしていた子もいました。

「こんなに摘んだよ」と、摘むたびに手のひらのヨモギを見せに来てくれる子もいました。

かごいっぱいにヨモギを摘んで帰りました。

2014年4月14日月曜日

Nさんの畑

いろいろな所で、お名前を出しているので、今更ながらNさんとしなくてもよいのですが、協力生産者さんのNさんの畑に、明日、幼児一クラスの年長の子たちと行く予定です。

Nさんは、もともとの農家の方ではなく、畑も地主さんからお借りして作物を栽培しています。東村山の姉妹園は既に十年来のお付き合いですが、当園も開設当初からお世話になっています。

Nさんは、たいへん研究熱心な方で、子どもたちのために可能な限り農薬等を使用しないで栽培をしてくれています。なので、安心して子どもたちを畑の中で活動することが出来ます。

距離的なこともあるので、東村山の姉妹園のようには頻繁にというわけにいかない点もありますが、できるだけ子どもたちと一緒に足を運びたいと思います。

明日と、17日、18日と3回に分けて、クラス毎に行きます。

予定では、ヨモギ摘みと里芋の種芋の定植ですが、細かいことはさておき、明日も穏やかに晴れそうなので、広々とした畑でのびのびとしてきたいと思います!

2014年4月13日日曜日

チャボ

鳥インフル・ウイルス検出…熊本の養鶏場 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://t.co/zG0Vz9hFs9 @Yomiuri_Onlineさんから 当園のチャボは指針に沿い飼育しているが十分留意したい。http://t.co/NxnBvqW95t

2014年4月12日土曜日

土曜の陽だまり

昨日ほどの風もなく、穏やかなお天気。

園庭にそそぐ陽ざしも、穏やかに子どもたちを包んでくれています。

子どもたちも陽ざしに誘われるように、明るい方へと足を向けていきます。













青く晴れた空は、清々しく、子どもたちの心も晴れやかにしてくれているようです。
高い方へ、高い方へ、そこから見える風景はどう映って見えるのでしょう。
思わずこぼれる笑顔に、こちらも自然に笑顔になれます。








プランターのチューリップの芽も、昨日よりも気持ち大きくなっているようにも見えます。
花咲く頃が楽しみです。












園庭を抜ける風に乗って、子どもたちが疾走します。
見ていて、心も踊ります。
いい季節になってきました。

4月も半ばになります。近々、子どもたちと協力生産者さんの畑に出向きます。

食をつなげる、食でつながる ――八国山保育園の食

前任園での子どもたち、保護者、職員、地域の方々との取り組みについて書かせて頂いたものです。

◆グルメでも、栄養だけでもない、食べることの喜び!◆

食育基本法が施行されて以来、食育の取り組みがさかんです。芋掘りや田植えといった体験をはじめ、親子料理教室な
どのイベントも行われています。料理をしたことのない子が増えている現在、これらの活動は貴重な体験の場です。しかし、特別なイベントとして行われる食育は、食の本質的な部分を見失う危険性をもっています。食は、食物の生産、流通、
調理、そして一緒に食べる人、食べる状況など、さまざまなつながりのなかで営まれるからです。本書は、身体・自然・他者と食との「つながり」をキーワードに、八国山保育園での取り組みを、実践と発達心理学の二つの視点で見てゆきます。子どもたちの歓声や感動を行間から受け取りながら、「食べること」について深く考える本です。

2014年4月11日金曜日

ポニー交流

今日は、ポニーたちが遊びに来てくれました。毎月一回、午前中に来てくれて、年齢別に関わっています。東村山、中野の姉妹園にも同じように来てくれています。


干し草はポニーたちの大切な食べ物なのですから、大切に扱いましょうというところから、子どもたちには意識してもらえるようにしています。

たらいから、こぼれてしまっているものは、たらいに戻すことを、小さなうちから繰り返して覚えていきます。





たらいの中の干し草を、一本ずつ手にしてポニーの口元に差し出すと、モグモグと食べてくれる様が、子どもたちにとってはたまりません。

新しく入った子どもたちなど、ちょっと怖くて近くまで寄れない子は、当たり前ながら無理のないところから。

大人に抱かれて、怖くない距離からポニーの様子を眺めることも大切な経験です。






えさやりだけでなく、ブラッシングも子どもたちにとっては、興味があること。

ポニーのおじさんにやり方を教えてもらいながら、ブラシをかけていました。時折、ポニーが身体を動かしたりすると、ちょっとびっくりしながらも、楽しんでいました。

年長の子たちは、手綱を引いて、園庭を一週することもしていました。慣れたら、園外にも一緒に散歩に出かけられるでしょう。

2014年4月10日木曜日

健康体育

今日は、今年度最初の「健康体育」でした。初回なので、今回は2歳児クラスはおやすみで、幼児くらすの年少~年長まで、年齢ごとの活動となりました。

「健康体育」は、巷で流行っているような早期教育的な体育ではなく、子どもたちの年齢や発育に応じて、自分の身体を知ったり、身体の使い方を知ったりすることを主なねらいとしています。

日本幼児健康体育協会から、講師の先生をお招きして、子どもたちだけでなく保育者も一緒に活動しています。

小さくて、わかりにくいかもしれませんが、両手両足をしっかりとあげての、ブルブルの体操をしています。大人もしっかりと意識しないと、肘や膝が曲がって格好悪くなりますが、子どもたちは、スッと両手足を伸ばして、頑張っていました。





金魚の体操です。両足をしっかりとつけて、足首を垂直に起こして、小刻みに身体を左右に揺らします。筋力は勿論のこと、身体の軸を正しくするとともに、内臓の位置も本来ある位置に納めていくことができる体操です。
大人も寝る前等に、この体操をすると体調の回復に効果があるといわれています。

体操実技だけでなく、礼に始まり礼に終わる等、秩序感というものも、子どもたちに感じさせていく良い機会となっています。

一つ大きくなった進級児たちも、新に入った子どもたちも、この一年の取り組みを通じて、しっかりとした身体作りを行っていけたらと思います。

2014年4月9日水曜日

春の庭

新入園の子たちも、少しずつ園に慣れてきてくれていますが、まだまだ、泣いてしまう子も。そうした子たちにとって、庭は子どもたちの心を穏やかにしてくれるようです。


 暖かくなってきて、砂場にたたずむ子どもたちも、砂にふれることも気持ちよさそうです。



















砂山をつくったり、ままごと遊びをしたり、和やかな時間が過ぎていました。

これから、より暖かくなるにつれて、砂遊びや泥んこあそびが盛んになっていくことでしょう。
















事務室前では、えさをついばむチャボを、ずっと眺めている子どもたち。

気持ちが沈んで、大人の膝に抱かれている子も、チャボがえさを食べている姿からは目が離せないでいました。

チャボも、暖かくなり、卵をほぼ毎日のように産んでくれています。

これから、チャボに限らず、様々な生き物と出会える季節になります。

楽しみです。


2014年4月8日火曜日

春の畑

桜も見所も過ぎ、空気もいよいよ春めいてきました。

今日は、園の協力生産者さんの畑に様子を見に伺いました(給食のネギを頂くついでに)。

昨年度、子どもたちが楽しんで踏んでいた麦も大きくなっていました。もう少し大きくしてから、緑肥にしていくとのことでした。











えんどうもだいぶ大きくなってきました。こちらのグリーンピースは本当に美味で、グリーンピースが嫌いな方も食べることが出来るくらいです。















えんどうも、かわいらしい花を咲かせ初めています。

子どもたちにも見せてあげたいと思います。












よもぎも、ちょうど新芽で摘み頃となっています。

近々、年長の子たちを連れて来る予定なので、一緒に草摘みを楽しみたいと思います。

もちろん、その延長線上には、「草もちづくり」
があります。

今から楽しみです。

サトイモ収穫

昨日29日、本日30日と二日に分けて協力生産者さんの畑にてサトイモの収穫を年長児たちと行いました。 スコップで株元を緩めたものを、一人で若しくは仲間と力を合わせて引き抜いて運ぶ子どもたちの姿にたくましさを感じました。 然しながら、親芋、子芋、孫芋を分けたり、ひげ根をとったりの地道...