2015年11月28日土曜日

おにぎりの会2015

春から秋にかけて、子どもたちと育てた園庭ミニ田んぼの稲。刈り入れ・天日干しの後に、大人も子どもも取り組んだ脱穀。様々な過程を経て、昨日27日(金)に、晴れて「おにぎりの会」を行うことが出来ました。

釜と飯盒でのご飯炊き。米の分量、水の量を事前に大人がチェックです。米とぎは子どもたちと行い、水加減を間違えないようにセットします。

幼児3クラスの飯盒が火にかけられました。


子どもたちも交代で火の当番。吹き上がってこないかを確認しながら、火の加減をみていました。

釜では、園庭ミニ田んぼで収穫した米のみが炊かれました。湯気がたちあがってくると、あたりにご飯のたける甘い香りが漂っていきました。

炊きあがった釜をのぞく子どもたちです。


釜の底には「おこげ」も出来ていました。その香ばしい香りには大人も食欲をそそられました。

炊きあがったご飯で、一人一人がおにぎりを握りました。大小いろいろな形を取り混ぜて、それぞれにおいしそうなおにぎりが出来ていました。

おにぎりには、年長児たちがまだ年中だった2月に仕込んだ味噌が添えられました。たいへん美味しかったです。

子どもたちも、嬉しそうにほおばっていました。

天候にも恵まれて、おだやかな「おにぎりの会」となりました。太陽、雲、雨、風、土・・・すべての自然の力に感謝です。そして、弛まぬ人の営みにも。

ダイコン収穫

東村山の協力生産者さんの畑で、沢庵用のダイコンを収穫させて頂きました。頂に伺う時期が遅くなり、土の中でかなり大きく育っていて、子どもたちも抜くのにかなり力を要していました。

「折らないようにね!」との、大人からのプレッシャーにも負けず、掘り上げた大根への愛着は強く、一人で抱えて運ぼうと皆必死です。

だんだんにコツがつかめてきて、抜くピッチをあげていた子どもたちです。

手際よく抜いては、抱えて運搬トレイへ。運ぶスピードもかなりハイペースでした。

目当ての大きく太い大根が抜けると、達成感一杯の満面の笑みを浮かべていました。

ダイコンを両手で持って、円を描くようにぐるぐる回していくと、だんだんに弛んで抜きやすくなります。根気よく取り組んでいました。

2グループの合計で、100本強を収穫できました。


  1. 現在、テラスの軒下で干している最中です。



2015年11月12日木曜日

縄文模様の塗り絵


山梨県は縄文土器が多く出土することでも有名でありますが、この度、東村山の協力生産者の中島さんのお知り合いで、山梨に深く関わりのある方を通じて、縄文模様に子どもたちが自由に彩色してみないかという話を頂戴しました。

塗り絵遊びの一環で、子どもたちが自由な発想で彩色したものを送らせて頂いたところ、「どき土器カワイイさがし」デッサンコンテスト山梨県立考古博物館版「番外ぬり絵編」として、姉妹園の八国山保育園園児や東村山の中学校生徒の作品とともに、縄文王国山梨というフェースブックサイトで紹介されました。皆さんご覧になって下さい。後日、園でも展示したいと思います。






園庭遊び(総合遊具編)

園庭総合遊具が完成。昨日から子どもたちが遊び始めています。遊具設計や構成は大人がしたもの。そこを超えて、子どもたちの柔軟な発想で遊びを展開してもらいたいものです。それには大人の観察力と洞察力が求められます。そして子どもへの信頼感も。















2015年11月8日日曜日

年長児山登り遠足2015

11月6日(金)快晴に恵まれる中、年長児19名と山登り遠足に行って来ました。

西武秩父線高麗駅~日和田山登り口~男坂~金毘羅神社見晴らし台(日和田山山頂直下)~高指山~物見山~五常の滝~西武秩父線武蔵横手駅と歩くコースです。
http://www.hikingmap.jp/hikingmap/hiwadasan01.html


高麗駅。駅員さんとハイタッチして改札を出て、2柱の将軍モニュメントにちょっとびっくりした子どもたちですが、トイレ済ませて、気合を入れて「エイエイオー!」。一路、日和田山を目指しました。


途中の川には、鯉やその他大小様々な魚を見ることが出来てご満悦。川の中州で写真撮影をしていた方々ともぼでーランゲージ出来て嬉しそうな子どもたちでした。


日和田山の取りつき。予定していた一番ポピュラーな道にハチがいたので、予定を変更してショートカットする道へ。急坂でしたが、みんな頑張って登っていました。


山頂目指して、男坂の岩場を登りました。子ども同士で、ルートを確認したり、励まし合ったりする姿も見られて、頼もしく感じました。



子どもたちの目線や歩幅等を考慮してルートや足場など、ポイントごとに伝えるのですが、あえて難しいところに取りつくチャレンジ精神はなかなかのもでした。「なんで、あえて苦難の道を行く?」と不謹慎がら可笑しく思いつつサポートをしました。






登り切った子どもたちから、後ろの子たちに「がんばれ」のエール。「わー!」という歓声と「早くおいでよ!」の声。見晴らし台からの眺望は素晴らしかったです。富士山も見えました。そしてスカイツリーも。残念ながら、携帯カメラでは写すことはできませんでしたが、しっかり目に焼き付けました。子どもたちも、頑張って登ったからこそ見られる景色をしっかり見てくれたと思います。




高指山山頂直下をまいて駒高。民家や茶店のある山間の道を歩きました。ここでも富士山を眺めることができました。



物見山の山頂。楽しみにしていたお弁当。いつもながら、愛情いっぱいのお弁当をうれしそうにほおばっていた子どもたちでした。お互いにおかずを交換したりして、楽しそうでした。


小瀬名地区。段々畑、そしてススキ野原の景色を楽しみました。


五常の滝では、岩場にサワガニを見つけて、テンションがあがる子どもたち。サワガニを眺めながら、沢沿いの道を歩いて林道に抜け、武蔵横手駅を目指しました。「足がいたい」「つかれた」と言いながらも、最後まで歩きとおした子どもたちでした。


帰りの電車の中では、爆睡していた子どもたちがいたことは言うまでもありません。

サトイモ収穫

昨日29日、本日30日と二日に分けて協力生産者さんの畑にてサトイモの収穫を年長児たちと行いました。 スコップで株元を緩めたものを、一人で若しくは仲間と力を合わせて引き抜いて運ぶ子どもたちの姿にたくましさを感じました。 然しながら、親芋、子芋、孫芋を分けたり、ひげ根をとったりの地道...