春から秋にかけて、子どもたちと育てた園庭ミニ田んぼの稲。刈り入れ・天日干しの後に、大人も子どもも取り組んだ脱穀。様々な過程を経て、昨日27日(金)に、晴れて「おにぎりの会」を行うことが出来ました。
釜と飯盒でのご飯炊き。米の分量、水の量を事前に大人がチェックです。米とぎは子どもたちと行い、水加減を間違えないようにセットします。
幼児3クラスの飯盒が火にかけられました。
子どもたちも交代で火の当番。吹き上がってこないかを確認しながら、火の加減をみていました。
釜では、園庭ミニ田んぼで収穫した米のみが炊かれました。湯気がたちあがってくると、あたりにご飯のたける甘い香りが漂っていきました。
炊きあがった釜をのぞく子どもたちです。
釜の底には「おこげ」も出来ていました。その香ばしい香りには大人も食欲をそそられました。
炊きあがったご飯で、一人一人がおにぎりを握りました。大小いろいろな形を取り混ぜて、それぞれにおいしそうなおにぎりが出来ていました。
おにぎりには、年長児たちがまだ年中だった2月に仕込んだ味噌が添えられました。たいへん美味しかったです。
子どもたちも、嬉しそうにほおばっていました。
天候にも恵まれて、おだやかな「おにぎりの会」となりました。太陽、雲、雨、風、土・・・すべての自然の力に感謝です。そして、弛まぬ人の営みにも。