2015年1月25日日曜日

冬まつり

昨日24日(土)は、恒例の「冬まつり」を開催することが出来ました。

朝早くから、保護者の皆さんも準備にあたって下さりました。
中でも、OBの方も含めてお父さん方が手際よく餅つきの段取りをして下さり、オープニング前には既に4臼つきあげて下さったのには、お父さん方の並々ならぬパワーを感じました。

オープニングは、年長児たちの「三宅太鼓」。
この「三宅太鼓」は、もとはその名の通り、「三宅島神着神輿太鼓」に由来します。
この太鼓の特徴の一つは独特の打ち方です。腰を落とした低い姿勢で、地面に近い引くい位置に据えた太鼓を打ちます。大人でもなかなか難しい打ち方ですが、大人は、全身を使って両面から打ち込むのでたいへん迫力があり、大人の打っている姿を見て、子どもたちも「かっこいい」とあこがれている演目です。
「自分たちもやってみる」という気をみなぎらせながら、昨日は、その思いを十分に出して、型を押さえた打ち込みをしていました。
ご家族のある方が、家のお風呂場の中でも、口伝を練習していたというお話を伺いました。
子どもたちは、皆自信に満ちた晴れやか顔で太鼓に向かっていました。
見ていて、こちらもたくさんのパワーを子どもたちからもらった気がします。25名全員がそろっての演奏、素晴らしかったです。
一昨日のリハーサルの時に、打ち終えた子どもたちに声をかけていたら、「園長先生はやらないの」と聞かれました。
「一つやるよ」と伝えると、「私たちみたいに、がんばってね!」と励まされました。
昨日は、「ぶちあわせ太鼓」に参加。他の職員の足を引っ張ったかもしれませんが、一生懸命やらせて頂きました。少しは子どもたちに気持ちが伝わったかなと思います。

集った人々が、それぞれに自分たちで出来ることで祭りを作り上げて下さったことと思います。
地域のお囃子会の方々の演舞も素晴らしかったです。初回の時に、代表で獅子に頭をかんでもらいました。
頂いた福が園に留まりますように。
つきたての餅や豚汁などを一緒に頂けることはたいへんしあわせなことだと思います。
餅やわたあめをほおばっている子どもたちの笑顔の素敵だったこと。
頭に自分たちで塗り絵して作った、干支のひつじのお面をつけて歩いていた子どもたちも可愛らしかったです。

この一年が、子どもたちにも保護者の皆さんにも、そしてご来場頂いた方々をはじめ、この行事開催に際してご理解とご協力を頂いた地域の皆様にとっても、そして職員にとっても良い一年となることを心より願っています。

共催行事として、事前準備・当日の係等で力を奮って下さった保護者の皆さん、多方面でご協力を頂いた地域の皆さんに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。





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