17日(木)に、テラスの軒下に干していた大根を、沢庵にするために仕込みを行いました。米ぬか、粗塩、ザラメなど手触りや匂いを確かめつつ、ザラメなどは口にして味わいながら、昆布や干した柿の皮も混ぜ合わせていきました。米ぬかの感触が気に入ったのか、ずっとボールの中のぬかに手を入れてかき回していた子もいました。
もともとの大根が大きく太く育っていたので、かなりの時間干していたにもかかわらず、十分にしんなりしていない物も多く、子どもも大人も悪戦苦闘してしまいました。「つ」の字のように曲がるといい具合といわれても、そこまで持っていくことができない大根も多くあり、途中でつかれてしまう子もいました。
それでも何とか、たるに仕込んでいくことが出来ました。
全部で5樽、給食室前の廊下に並んでいます。沢庵が漬け上がっていくと、独特の匂いが漂っていきます。海外の方々は、同じ家のなかにいられないほどで、これよりひどい臭いはスカンクしか無いと言うほど悪臭というとらえかたをしますが、その臭いがおいしさとつながっていくのが、日本の食文化の一つかもしれません。子どもたちも園で出す沢庵を好きと言ってくれる子は多いです。おいしく漬け上がるのを楽しみにしたいと思います。
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