もみとり、脱穀して、精米はお米屋さんにお願いして、2日にようやく子どもたちの口に入りました。
米の一粒一粒が、子どももと大人の汗と涙(?)の結晶。宝石のようです。幼児クラスの子どもたちは、日々、米を研いで炊飯器でご飯を炊いていますが、やはり、自分たちの手が加わったものは格別な思いもあったようです。
飯盒の火加減を気にしたり、代わる代わるうちわであおいだり、飯盒のふたが上がってくると、みなな、もう炊けたかと目を輝かせていました。
水加減や火加減の調整が、今一つうまく行かなかったことで、水っぽくなったり、しっかり炊けていない部分が出来てしまったりもしましたが、大人もそこは悩みつつ、試行錯誤しつつ・・・。全てが上手く行くことに越したことはありませんが、そうした失敗も共有することで得られるものもあるかと思います。
上手く炊けたご飯で、子どもたちがそれぞれにおにぎりを作って、とてもおいしそうに食べていました。釜の底に出来たおこげも、しっかり味わっていました。この味が原風景の一つになるといいなあと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿